いい塩梅な住宅とは？

タ・ナ・ゴコロ株式会社　一級建築士事務所　代表の中川です

「いい塩梅な家づくり」

この言葉は自社ホームページのトップにも会社コンセプトとして挙げています。

これは、住宅の供給者として私が目指しているものです。

いい塩梅の家づくりとは？

昨今では、「塩梅」という表現をあまり使わないかもしれません。

私は、言葉の響きからなんとなく好きな表現です。

「塩梅」は【物ごとの加減】を示す際に使います。

語源としては、塩と梅酢(醸造酢が流通してない時代に使われてた)で、

味付けを調整していた【塩梅(エンバイ)】と

具合や様子を表す【案配(アンバイ)】が混合して、

今の使われ方になっているようです。

つまり【いい塩梅＝程よい】ということになり、
【程よい】とは【バランスの取れた】とも言い換えられるでしょう。

つまり、私が掲げるいい塩梅の住宅とは【バランスのとれた住宅】とご理解いただければ幸いです。

分類してみると、

大きく３つに定義でき、上記の３つのバランスが取れていることが重要だと考えています。

さらに大事なことは、単純に中間値であるということではなく、

デッコミヒッコミしながらも、結果的にバランスが取れているということです。

決して、平均値を狙っている訳ではありません。

バランスの取れた住宅を目標に日進月歩していく必要はありますが、

現状、いい塩梅な住宅を提案していくことが、

住宅が欲しいと考えている皆様へ、多少なりとも貢献できることであると信じています。