今回のテーマは、
【設計士がお勧めするオプション工事その③】
①と②もあるので合わせて参考にしていただければ幸いです。
タ・ナ・ゴコロ株式会社 一級建築士事務所 代表の中川です 今回は、1級建築士でもある私がおすすめのオプション工事をご紹介します。 設計士がおすすめするオプション工事 私がおすすめするオプション工事が、こちらです。 画像を[…]
タ・ナ・ゴコロ株式会社 一級建築士事務所 代表の中川です 今回は、1級建築士でもある私がおすすめのオプション工事をご紹介します。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://tanagokoro.to[…]
設計士がお勧めするオプション工事
今回、着目するのは【立水栓】。
こちらは私の自宅の立水栓の写真です。
草で見づらいですが、こんな感じでぴょこっと水道の蛇口が地面から出ているのが立水栓になります。
用途はガーデニングや洗車、外回りの掃除などで使用です。
立水栓自体はホームセンターでも購入できるようなもので、1万円もしない設備部材となります。
ですが、建売住宅の多くが標準装備で立水栓を採用していません。
代わりにこちらの散水栓(上記画像)を地面に埋め込んでいるケースがほとんどです。
敷地が十分に確保されている状況であれば問題はないのですが、狭小住宅ではこの散水栓を取り付けるスペースすらも貴重な空間であったりします。
したがって、このように駐輪スペースと重なってしまうケースも散見されます。
また、長いホースをぐるぐる巻きにして散水栓の近くに放置するわけにもいきません。
だいたいの方がホースリールをセットでご利用されていると思います。
そうなると、散水栓とつなぎっぱなしにできず、このような状況(上記画像)をよく目にします。
使用するたびにホースリールとつないでとなると、そのひと手間が面倒さにつながり、せっかくの水栓も積極的に利用するのが億劫になってしまわないでしょうか。
立水栓自体はスペースを取られるものではなく、設置自体は難しいものではありません。
提供側の慣習に変化がないままで、進化していないだけだと正直なところ感じています。
おすすめのオプション工事は立水栓
今回は、【設計士がおすすめするオプション工事③】として、
散水栓から立水栓へ変更することをご提案させて頂きました。
散水栓から立水栓へ標準仕様が変わる慣習が拡がっていけばよいのですが、現時点では、住まい手側がオプション工事として取り入れて頂くことで、より住みやすい家が増えていけばと思います。